ボストンテリア 笑顔(にこ) 2009.4.29生まれ ♀ 広島県出身              ボストンテリア 日向(ひな) 2018.3.5生まれ ♀ 香川県出身
by nico0429
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千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編
今回初めての山小屋泊まり。
木曽駒ケ岳の山荘でこの時期開いているのは
宝剣山荘と木曽小屋だけ。
いろいろ調べて、今回は宝剣山荘に泊まることにしました。
千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編_b0184877_1750185.jpg

この紅葉シーズン真っ盛りの時期の週末に初めての小屋泊まりをするのは
躊躇われ、平日の金曜日に泊まることにしました。
金曜日の天気予報は低気圧の通過で最悪。
本当に3000m級の山に行ってよいものかどうか直前まで迷っていたくらいなので
やはり山歩きする人も小屋泊まりする人も少なめでした。
初めての小屋泊まりとしては小屋にさえちゃんとたどり着ければ
まずまずの環境でした。




小屋の様子はこんな感じ。
小屋の受付。
千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編_b0184877_17482282.jpg

右側に矢印のあるトイレは男女共用でしたが、あまり気になりませんでした。
ただ、小屋の中に比べるとかなり寒く、夜や夜明けのトイレは結構辛かったです。
泊まっている人はもちろん無料。トイレのみの利用者は200円でした。

小屋の売店。小屋オリジナルバッジがあったので買いました。
宝剣岳のバッジなので登るかどうかまだわからない状態で買い、
結局強風のため宝剣岳登山は断念しましたが。。。
千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編_b0184877_17483436.jpg

晩ご飯は噂通り豪華で美味でした!
特にエビフライがさくさく♪
千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編_b0184877_17484669.jpg

お腹一杯になる量でした。そして、ごはんはおかわり自由でした。
泊まりの人以外へのメニューもなかなか充実していました。
千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編_b0184877_1749020.jpg

山小屋の部屋は6人部屋でいくつかに分かれています。
今回私たちが泊まったのはこの部屋。
千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編_b0184877_17491352.jpg

結果的にはこの部屋で2人で泊まりました。
結果的には。。。と書いたのは、恐らく5時半くらいにもうひと組のカップルが
この部屋に入って来たのですが、ちょうど私たちが木曽駒への強風に吹かれて
すっかり疲れ切って、冷え切った身体を休めて熟睡しているところだったため、
遠慮されて、上の広い大部屋に行かれました。申し訳なかったです。
千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編_b0184877_17492438.jpg

初めての小屋泊まり、個室部屋で過ごせるラッキーな状態でした。
他にもグループの方は部屋の定員(6名)いっぱいではいられているところも
あったようですが、ほとんど部屋はカップルが個室で使われたり、
個人同士の方も3~4名でゆったりと使うことができていました。
この日の宿泊は20名ほど。
そして、3連休の初日だった翌日の予約は100名を越え、さらに続々と飛び込みや
問い合わせの連絡が入っていました。
お布団は羽毛布団で十分な暖かさでした。
もっと寒いかと思って着込んでいたのを、夜中に順番に脱いでいくくらいでした。
ただ、夜中の低気圧前線通過の暴風の音がずっと鳴り響いており、
眠りは浅く、いつ寝ただろうかという感じでした。

小屋泊まりで一番期待したのは、満天の星空とご来光。
残念ながら今回はどちらもかないませんでした。
朝、5時頃起きると外は真っ白のガス。暗いので外に出るのもコワイ状態。
ご来光を諦めて寝なおします。

朝ごはんは6時。
千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編_b0184877_1885724.jpg

朝ごはんの時、ストーブで身体を温めている若者2人がいたので聞いてみると、
ガスの中、奇跡を信じて中岳まで行って待っていたとのこと。
確かに昨日のようなお天気だとその可能性もあるので、
少しの可能性にかけて動く若者の行動力に脱帽です。

朝ごはんの後は泊まった人たちが外の様子をみながら
それぞれどうしようかと食堂で集っている状態がしばらく続いてました。
同じテーブルで親しくなったご夫婦や山小屋の主とお天気待ちをしながら
おしゃべりしていました。
中央アルプスでは私たちの苗字を伝えると、そこから話しに広がりが出ます。
山小屋主が次の目標と伝えた山の情報をいろいろと教えて下さいました。
山頂近くに避難小屋があるらしく、そこに泊まればよいとアドバイスしてくれました。
山小屋泊まりの楽しみは、山を好きな人たちとのおしゃべりというのが
実感できる初めての小屋泊まりになりました。

9時頃まで待てば、天気予報から晴れてきそうな感じでしたが、
私たちはにこを12時までにお迎えに行かなければならず、
続々と登山客が上がってくる勢いをみていると、早めに千畳敷まで
下った方がよさそうなので、まだ真っ白のガスの中、
8時頃に小屋を発ちました。
千畳敷カールと木曽駒ケ岳 その3宝剣山荘編_b0184877_19495938.jpg


【コースタイム】
(9:10)夢の台(9:45)→しらび平(10:27)→(10:37)千畳敷駅(11:00)→(11:43)乗越浄土→(12:18)宝剣山荘(12:50)→(13:08)中岳→(13:26)山頂小屋→(13:38)木曽駒ケ岳(13:46)→(13:55)木曽小屋→(14:13)山頂小屋→(14:19)中岳中腹(14:25)→(14:38)中岳→(16:40)宝剣山荘

by nico0429 | 2013-10-11 23:46 | 登山 | Comments(0)
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